冒険日記

『鑑定士と顔のない依頼人』を観ちゃいました。

なかなか面白かったっす。

いや、かなり面白かったす。

この映画には絵画が出てくるんだけど

映画の画面が絵画の光を模していて

ゾクっとするシーンがいっぱいでした。



どんでん返しがあるミステリー。

この映画の監督はジュゼッペ・トルナトーレ。

『ニュー・シネマ・パラダイス』や『海の上のピアニスト』の監督。



巨匠と呼ばれる監督なんだけど

どちらの作品も観ていません。

どちらも良い映画と言われてますが興味が湧かなくて、すいません。

映画って楽しい娯楽作品が好きで

細かい制作者の気持ちを分析したり

眉間に皺をよせて哲学ぶったりできない

まっこと単純な感覚で観ています。

前知識全くなく、サスペンス系だと思ってたんですが



各シーンの光がとても奇麗で写真にも応用できそうです。

めったにみないメイキングと監督インタビューが

またまた面白かったっす。

この監督、この作品が初のデジタル撮影だそうです。

フィルムにも愛着はあるんですが、フィルムを取り巻く環境が

かつてのクオリティに達していないのでデジタルに切り替えたと。

また、いままで同じスタッフで作ってきていたが

今回は新しいスタッフで取り組んだこと。

大きな変化があって生まれた映画みたいです。

もう一度観たいな〜と思った数少ない映画でした。