冒険日記

数日前から歯が痛くて歯医者さんへ。



待合室は私より先輩の方々でいっぱい。

ここでは私はチョー青二才。

受付の方が普段より3倍くらい（推定）のボリュームで先輩のお一人に話をされています。

次回の予約の説明みたいっす。

お耳がとーいらしく



なかなか聞こえないようです。

なんとか伝わったみたいですが

「わしゃ〜一人でこれんけー、帰って聞いてみんと決めれんわ〜」

そーなんですよね。

車の運転が出来ないと、連れてきてもらうしかないんですよね。

公共交通機関が充実してないし

タクシーだと出費が大きいですから。

受付の方、メモを書いてわたされてました。


耳のとーい先輩が続き

受付の方の声もどんどん大きくなってきます。

その声だけを聞くと

なんか怒ってる様にも聞こえなくもないんですが

これだけ何回も大きな声で説明されていると誤解されますよね。

となりに座っていた先輩が

「年寄りじゃけーしかたないんよー」と。



誰かに聞かせるわけではなく

自分自身が噛み締める様なそのセリフに

年を重ね身体の衰えが進む悲しさと寂しさを感じます。

ココロを揺さぶるセリフです。


端から見るとコントの様なやりとりですが

お互いにココロを痛めてしまいます。


一人暮らしの先輩、私には話しかけなかったけど

自分の年が近そうな方にやたらと話しかけてました。

一人暮らしで、久々に話をしたわ〜と。

切ないな〜。




新見の高齢化はまだまだ進みそうです。